九州大学　東アジア環境研究機構

久場隆広准教授（工学研究院環境都市部門）

都市環境工学研究室

超分子／エストロゲン／総合水管理／下水高度処理／脱窒性脱リン／好気性グラニュール

地球が1ｍの球だと仮定すると、淡水量はスプーン1杯にも満たない。如何に水が貴重な資源であるかが分かる。一方、水環境は、水質･水量･生物･底質･水辺･景観など多様な要素から構成され、それら全体が保全されなければならない。都市環境工学研究室では、都市生態系といったマクロスケールから微生物生態系といったミクロスケールまでの広範な視点により、環境浄化･総合水管理･廃水処理といった各種の技術を用いて水環境の総合的な保全に取り組んでいる。

排水処理

「脱窒性脱リン細菌・好気グラュールによる下水高度処理」

脱窒性脱リン細菌を効率的に利用可能なDephanox型高度下水処理の実用化

総合水管理

「地域の水循環と水環境の保全」

水管理の基本単位は流域であり、流域を俯瞰した「統合的水マネジメント」が必要である。

環境浄化

「超分子の分子認識能を利用したエストロゲン様物質の選択的除去」

水管理の基本単位は流域であり、流域を俯瞰した「統合的水マネジメント」が必要である。

研究開発構想図

「中国西部渇水地域の水環境保全のための下・廃水処理技術開発及び処理施設の有効配置に関する研究」

水管理の基本単位は流域であり、流域を俯瞰した「統合的水マネジメント」が必要である。